仕様
シリーズ回路用PC操作弁 MSVSS-□□-□-□-□-□
MSVSS/回路図
MSVSS/流量表
MSVSS/仕様
04(15A) | 06(20A) | 08(25A) | 12(40A) | 16(50A) | |
---|---|---|---|---|---|
標準流量 ℓ/min | 15~85 | 20~170 | 60~250 | 120~500 | 180~840 |
流量レンジ調整範囲 % | 流量表を参照ください | ||||
最高使用圧力 MPa | 24.5 | ||||
試験耐圧 MPa | 36.8 | ||||
ドレン許容背圧 MPa | 2 | ||||
アンロード圧力 MPa | 0.5以下 | ||||
圧力調整範囲 MPa | 3.5~24.5(調整ネジ1回転当り約6MPa) | ||||
レバー操作角度 度 | ±45 | ||||
レバー操作力 N | 49以下(レバー先端) | ||||
相フランジ | JIS B2291に準拠 | ||||
質量 kg | 約20 | 約29 | 約33 | 約49 | 約76 |
MSVSS/性能
レバー操作角-流量線図
【作動油】VG56相当 【油温】50℃
サイズ04
サイズ06
サイズ08
サイズ12
サイズ16
流量-圧力降下線図
サイズ04
サイズ06
サイズ08
サイズ12
サイズ16
パラレル回路用PC操作弁 MSVSP-□□-□-□-□-□
MSVSP/回路図
MSVSP/流量表
MSVSP/仕様
04(15A) | 06(20A) | 08(25A) | 12(40A) | 16(50A) | |
---|---|---|---|---|---|
標準流量 ℓ/min | 25~85 | 45~165 | 85~260 | 205~600 | 250~860 |
流量レンジ調整範囲 % | 流量表を参照ください | ||||
最高使用圧力 MPa | 24.5 | ||||
試験耐圧 MPa | 36.8 | ||||
ドレン許容背圧 MPa | 2 | ||||
アンロード圧力 MPa | 0.5以下 | ||||
圧力調整範囲 MPa | 3.5~24.5(調整ネジ1回転当り約6MPa) | ||||
レバー操作角度 度 | ±45 | ||||
レバー操作力 N | 49以下(レバー先端) | ||||
相フランジ | JIS B2291に準拠 | ||||
質量kg | 約20 | 約29 | 約33 | 約49 | 約76 |
MSVSP/性能
レバー操作角-流量線図
【作動油】VG56相当 【油温】50℃
サイズ04
サイズ06
サイズ08
サイズ12
サイズ16
図面
外形寸法
外形寸法 CB付
外形寸法 BR付
外形寸法 CB-BR付
取扱説明
MSVSS-□
MSVSP-□
流量調整 | A・Bポートからの流量はレバー角度に比例して増減しますが、最大流量はレンジ調整で調整できます。調整ネジを右に回すと流量は増加し、左側に回すと減少します。圧力がかかった状態で調整しないで下さい。 |
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圧力調整 | 調整ネジを右に回すと圧力は上がり、左に回すと下がります(1回転6MPa)。出荷時は約13.7MPaに調整しています。設定圧力はA(B)-T間の差圧ですからTポートの圧力が高くなれば設定圧力も高くなります。 |
操作レバー位置変更 | レバー位置は90°ずつ変更できます。ヘッドカバー取付ボルト4本を取り除き回転させます。尚図示レバー位置が標準です。 |
ドレンポート配管 | 外部ドレン配管は図示Dr①②③いずれかより配管してください。尚すべてプラグをすれば内部ドレンになります。ドレン許容背圧は2MPa以下です。出荷時には①にネジプラグをしております。 |
P1ポート使用時のご注意 | 外部ドレン配管を行ってください。また、モーターのメカニカルブレーキ開放等に使用の場合、管路容積が大きいとPC操作弁の応答遅れが発生しやすくなりますので、配管内径は小さく管路は短くしてください。管路内のエアー抜きは完全に行ってください。 |
ブレーキ弁 圧力調整 | 調整ネジを右に回すと圧力は上昇し左に回すと圧力は下降します。 (1回転6MPa)尚出荷時は20.6MPaに調整しております。 |
カウンターバランス弁 パイロット絞り調整 | 調整ネジを右に回すとパイロットラインは絞られ、左に回すと大きくなります。出荷時調整していますのでハンチング等ない場合は取り扱わないでください。 |
カウンターバランス弁 取付位置変更 | Bカンバラ(P→A時カウンターバランス制御)が標準です。Aカンバラで使用の際は、カウンターバランス弁の取付ボルトを取り外し、カウンターバランス弁を180°回転させて取り付けてください。 |
PC応答性の調整
応答性は、作動油粘度・ポンプ吐出量・P1ポートの使用状況等により影響を受けます。
PC弁のオリフィスを大きくすると速くなり、オリフィスを小さくすると遅くなります。P1ポートを使用する場合は、管路中のエアー抜きを行ってください。
MSVSS-□-□の場合
- 1)応答が遅い場合は、プラグ(Rc1/8)を六角レンチ(5mm)で取り除き、六角レンチ(3mm)にてオリフィス⑤を、オリフィス径の大きいものと交換してください。
- 2)ハンチングが発生する時は、応答が速すぎますのでオリフィス⑤を、オリフィス径の小さいものと交換するか、オリフィス④(オリフィス⑤と同径もしくはそれより大きい径のもの)を追加してください。
MSVSP-□-□の場合
- 1)応答が遅い場合は、プラグ(Rc1/8)を六角レンチ(5mm)で取り除き、六角レンチ(3mm)にてオリフィス④を取り外し、応答性を確認してください。
- 2)オリフィス④を取り外してもまだ遅い場合はオリフィス⑤を径の大きいものと交換してください。
- 3)ハンチングが発生するときは、応答が速すぎますのでオリフィス④あるいはオリフィス⑤をオリフィス径の小さいものと交換してください。
操作弁の昇圧不良原因
MSVSP-□-□、MSVSP-□-□共通
- 1)パイロットリリーフ弁の圧力設定不良
- 2)パイロットリリーフ弁針弁部のゴミかみ
- 3)オリフィス④、⑤のゴミかみ
- 4)ピストンのスティック
- 5)ピストンのシート部のゴミかみ
Sシリーズヘッドユニット交換要領
- 1)①ボルト2本を緩め中立ストッパーを外す(図-1)
- 2)②ボルト4本を外す(図-1)
- 3)レバーをP→A側へ約70~80°倒し、そのままヘッドユニットを引き上げる。(スプールとヘッドユニットが外れる)(図-2)
- 4)ケーシング側のOリングが正常に装着されているか確認する。(Oリングが劣化している場合は交換する)(図-2)
- 5)アームの向き(図-3)と、スプールの向き(図-2)を確認し、新しいヘッドユニットをレバーがP→A側へ約70~80°倒れた状態でケーシングに乗せ、その後レバーを中立に戻す。(注意)この時レバーが中立に戻らなければ、正常な状態で組まれていないので再度手順通りやり直す
- 6)②ボルト4本を仮締めした状態でレバーがP→A・B側へスムーズに操作できることを確認し、ボルトを増し締めする
- 7)中立ストッパーを取り付ける