仕様
回路図
型式
基本型式 MRVPC | サイズ - ▢ | 中立時記号 - ▢ | 接続方式 - ▢ | その他 - ▢ |
---|---|---|---|---|
MRVPC | 03 20 | B:センターバイパス E:オールポートオープン | TTF:スレッド取付 FTF:ネジ込フランジ取付 FWF:溶接フランジ取付 ※サイズ03はTTF のみ | 無記号:デテント保持方式 S:スプリングリターン 方式(サイズ20のみ) |
仕様
項目 | サイズ03 | サイズ06(型式20) |
---|---|---|
標準流量 ℓ/min | 40 | 90 |
流量調整範囲 ℓ/min | Hレンジ 40 Lレンジ 30 | Hレンジ 85~115 Lレンジ 60~80 |
接続管径 | スレッド取付 (Oリングシール) | 溶接フランジ Rc ネジ込フランジ |
最高使用圧力 MPa | 20.6 | 20.6 |
圧力調整範囲 MPa | 3.5~20.6 (調整ネジ1回転 約6MPa) 出荷時は約9.8MPa設定 | 3.5~20.6 (調整ネジ1回転 約6MPa) 出荷時は約9.8MPa設定 |
レバー操作力 N | 69以下(レバー先端) | 69以下(レバー先端) |
レバー操作角度 度 | ±32 | ±45 |
質量 kg | 約8 | 約16 |
・フランジ取付寸法はJIS B2291に準拠しています。
性能
【作動油】VG32相当 【油温】40℃
レバー操作角 - 流量線図
サイズ03
サイズ06(型式20)
流量 - 圧力降下線図
サイズ03
サイズ06(型式20)
ダウンロード
外形寸法
取扱説明
1. 操作
A・Bポートからの流量はレバー角度に比例して増減します。
また圧力補償機構によって負荷・入力流量の変動と無関係に安定した出力流量が可能です。
2. 圧力調整
パイロットリリーフのロックナットを緩め、調整ネジを回して希望圧力に調整します。右に回すと圧力は高くなり、左に回すと低くなります。(1回転約6MPa)PC弁を並列接続する場合でも圧力調整は個々の負荷圧力に調整できます。調整後はロックナットを締めてください。出荷時は約9.8MPaに調整しています。
3. 流量調整
調整ネジのロックナットを緩め、調整ネジを回して希望流量に調整します。
レバーを45°に倒し、希望回転数に調整します。右に回すと流量は増加し、左に回すと減少します。
調整後はロックナットを締めてください。
(注:調整ネジ(H)の高さは10mmより絶対に短くしないでください。圧力補償機能が正常に働かなくなる恐れがあります。)
尚、出荷時は定格流量付近に調整しています。
4. H・Lレンジ変更
ローターシャフト部にHレンジの印があります。
印がA・Bポート側にある場合がHレンジです。P・Tポート側にある場合がLレンジです。尚出荷時はHレンジが標準です。
- 前フタ取り付けボルト4本を取り外す。
- 前フタと共にローターを約10~20mm引き出す。
- 前フタはそのままの向きでハンドル頭180°回転させる。
- 前フタとローターを本体に挿入し、前フタ取付ボルトを締めこむ。
- ハンドル頭のスプリングピンを抜き、ハンドル頭を180°回転させる。最後にスプリングピンを打ち込む。